シーン1:
14時。
ガタンという振動を体に感じる。 それを境に、薄い光が瞼の向こうから差し込んでくる。
バスの車内にいる。長い夢をみていたような気がする。
<SAN>チェック1/1d4。
さらに、あなたは異変に気づくことでしょう。車内に人の気配が感じられない。前回のループ時に聞こえていたような、ざわざわとした声がどこにもない。見ると、車内にいた10人近くいた乗客のほとんどが、白い仮面、白い布を身に纏っている。かつて旅を楽しみにしていたような、あるいは不吉な夢をみてしまったことを恐れるような、人間らしい感情はどこにもなくなっている。彼らは感情が抜け落ちてしまい、ただ静かに前を向いている。
<SAN>チェック1/1d6。
唯一、上月ミエハだけは白い姿ではない。
(上月ミエハの描写は求められれば実施する。ミエハは、両腕で体を抱き抱えながら、ガクガクと震えている)
バスは、いつも通り塔の横にあるバス停で停車する。 降車しても、いつものような村長の姿はない。代わりに、白い姿の人が、村長と同じように話し始める。
「皆様、ようこそこの村に、そして『夢食祭』にお越しくださいました。私はこの村の副村長でございます」
しかし、変わったところはその程度。 その後はいつも通り、名前が読み上げられる。
※ループにしていることについて尋ねられると村民は、「ループなどしてません。これが現実ですよ」みたいに返答する。以前までの混乱は見られず、スッキリしている。それが奇妙に映る
その後、民宿「西木屋」に案内され、鍵が渡される。
「何かあればいつでも言ってください。ごゆっくりどうぞ」
そう言って、老婆は去っていく。
あなたたちふたりは取り残される。
上月ミエハはかなり呆然自室としており、目の焦点が合っていない。